高村光太郎展
2013年 07月 17日
昨日行ってきた高村光太郎展についてです。
場所は千葉市美術館。
県立美術館には行ったことがあるのですが、市立美術館は
初めてだったので、どんな所なのかもちょっと楽しみでした。
母から、銀行だった建物を美術館にしている、と聞いていたので、
建築学科出身のkeiとしては興味津々です。
到着~。
上の写真では分からないですが、下の写真だと建物の構造が
少し分かります。
銀行の建物をそのまま残し、そこにビルをかぶせるように建てた、
といったらいいのでしょうか。
内側から見るとこんな感じ。
「ひったくり多発!」のノボリが雰囲気壊していますが、なかなか
面白い建築でした。
入り口ロビーには、銀行時代の建物全形が分かる模型あり。
ネオ・ルネッサンス様式の川崎銀行千葉支店です。
いまではこの銀行内部がホールになっていて、ここで美術展を
することもあるそうです。
中も見てみたかったなぁ。
こちらの建物は、千葉市中央区の区役所と千葉市美術館が
同居していて美術館部分は7・8Fになります。
2階分しか展示スペースがないので、けっこうすぐ観終わって
しまうかな、とも思っていましたが、実際はそんなこともなく
次から次へとたくさんの作品を観ることができました。
まず入ってすぐのところには、ブロンズの塑像作品群が。
高村光太郎作品だけではなく、同時代の作家たちの塑像作品も
並んでいて圧巻でしたが、実を言うと塑像作品っていまいちよく
分からないkeiです…(苦笑)
この作品展で一番観たかった作品は、木彫作品。
会場でもらった出品目録によると、今回の展示では木彫作品の
数は20ほど。数はけして多くないのですが、その少ない中に
観たかった作品がたくさんあるということでテンション上がって
いました◎
そして、実際に観た作品たちは期待以上!
全て観終わった後に、木彫作品のスペースはもう一度観に
戻ってしまうほどでした◎
行く前から特に期待していた「白文鳥」、「柘榴」、「蝉」は、
ガラスケースの外から舐めるように鑑賞(笑)
小さい作品なのに、すごい存在感でした!
中には、板に動物や顔を浮彫にしたレリーフのようなものも
あったのですが、後からそれらが光太郎13歳の頃の作品
だと知り驚愕してみたり…
13歳って中学1~2年ですよね。その頃に、もし学校の美術の
授業であんな作品を彫りあげたら、大変なことになります。
だって美術の先生よりはるかに上手いんだもん(笑)
とにかく木彫は大満足の作品ばかりでした◎
帰りに、一緒に行った母が図録を買ってくれたので、これからは
この図録で木彫作品を観ることができます。
嬉しい◎
高村光太郎の木彫作品は、
まさにこの言葉の通りだと
思います!
智恵子さんが亡くなってからは、
木彫作品を一切作らなくなって
しまったそうですが、それでも
彫刻刀はいつでも使えるように
綺麗に研いであったという話が
とても印象的でした。
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場所は千葉市美術館。
県立美術館には行ったことがあるのですが、市立美術館は
初めてだったので、どんな所なのかもちょっと楽しみでした。
母から、銀行だった建物を美術館にしている、と聞いていたので、
建築学科出身のkeiとしては興味津々です。
到着~。
上の写真では分からないですが、下の写真だと建物の構造が
少し分かります。
銀行の建物をそのまま残し、そこにビルをかぶせるように建てた、
といったらいいのでしょうか。
内側から見るとこんな感じ。
「ひったくり多発!」のノボリが雰囲気壊していますが、なかなか
面白い建築でした。
入り口ロビーには、銀行時代の建物全形が分かる模型あり。
ネオ・ルネッサンス様式の川崎銀行千葉支店です。
いまではこの銀行内部がホールになっていて、ここで美術展を
することもあるそうです。
中も見てみたかったなぁ。
こちらの建物は、千葉市中央区の区役所と千葉市美術館が
同居していて美術館部分は7・8Fになります。
2階分しか展示スペースがないので、けっこうすぐ観終わって
しまうかな、とも思っていましたが、実際はそんなこともなく
次から次へとたくさんの作品を観ることができました。
まず入ってすぐのところには、ブロンズの塑像作品群が。
高村光太郎作品だけではなく、同時代の作家たちの塑像作品も
並んでいて圧巻でしたが、実を言うと塑像作品っていまいちよく
分からないkeiです…(苦笑)
この作品展で一番観たかった作品は、木彫作品。
会場でもらった出品目録によると、今回の展示では木彫作品の
数は20ほど。数はけして多くないのですが、その少ない中に
観たかった作品がたくさんあるということでテンション上がって
いました◎
そして、実際に観た作品たちは期待以上!
全て観終わった後に、木彫作品のスペースはもう一度観に
戻ってしまうほどでした◎
行く前から特に期待していた「白文鳥」、「柘榴」、「蝉」は、
ガラスケースの外から舐めるように鑑賞(笑)
小さい作品なのに、すごい存在感でした!
中には、板に動物や顔を浮彫にしたレリーフのようなものも
あったのですが、後からそれらが光太郎13歳の頃の作品
だと知り驚愕してみたり…
13歳って中学1~2年ですよね。その頃に、もし学校の美術の
授業であんな作品を彫りあげたら、大変なことになります。
だって美術の先生よりはるかに上手いんだもん(笑)
とにかく木彫は大満足の作品ばかりでした◎
帰りに、一緒に行った母が図録を買ってくれたので、これからは
この図録で木彫作品を観ることができます。
嬉しい◎
高村光太郎の木彫作品は、
まさにこの言葉の通りだと
思います!
智恵子さんが亡くなってからは、
木彫作品を一切作らなくなって
しまったそうですが、それでも
彫刻刀はいつでも使えるように
綺麗に研いであったという話が
とても印象的でした。
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by leica1114
| 2013-07-17 21:00
| お出掛け