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2013年 05月 04日

終わりと始まり

今日は朝からとてもいいお天気。

昨晩はライカの横に布団を敷き、前足を触りながら
眠りにつきました。
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よく眠れたかどうかと言うと、あまりよくは眠れません
でしたが、気が高ぶっていたせいか、朝はすっきりと
目が覚めました。
その後、冷たい体のライカをなでながら布団の中で
少し泣き、昨日の嵐ような一日を振り返ってみました。




昨日は連絡を受けてすぐにライカを迎えに行き、帰宅後
まずはすぐにライカの体を固く絞ったタオルで拭いて
あげました。
その後にお線香やお花、供物にする果物などを母に協力
してもらいながら用意。
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庭のサクランボの実も、最後にライカが食べたときには
まだ少し食べ頃には早かったのに、昨日はまさに食べ頃…
悔しいような悲しいような気持ちで、できるだけキレイな
赤くてまぁるい実をとってきて供えました。

ライカのために作った、小麦ふすまとプレーンの手作り
クッキーも、結局少ししかライカにあげることができないまま
たくさん残ってしまいました…それもお供えに。

供物を準備する間、あれもこれももっとたくさんあげれば良かった
という後悔のような気持ちが沸き起こってきて、涙が次から次へ…


いろいろ準備している間に、ライカの体が少しずつ冷たくなって
くるのが恐ろしくってそれを止めることはできないと分かっている
のに、なんとかできないかと焦りばかりを感じてしまいました。

そしてようやく一通りのものが揃って落ち着いたのが15:00頃。
やっとライカとゆっくり過ごせる時間になったので、ライカの横に
座布団を置き、いつもはパソコンで更新するブログを、昨日は
iPadで更新することに。
(パソコンは机の上なので、パソコンで更新すると、ライカに
 背を向けることになってしまうため)

記事を書いている間、涙と嗚咽とで呼吸がしにくくなる時もあって、
自分で自分のことを「大丈夫かなぁ」と心配になる始末…

実は昨日、ライカを連れて帰宅した後に動物病院の院長先生から
お電話があり、夜ライカの顔を見に来てくださることになっていました。
院長先生は、3日の明け方に元気なライカを最後に見た方なので、
その時のライカの様子をお聞きしたかったし、わざわざ来てくださる
というお気持ちがとても嬉しかったのですが、先生の前で泣きじゃくって
しまったらどうしよう…という不安もありました。

でも、実際に先生がいらした時にはとても落ち着いた気持ちになれ、
少し泣きながらも、ちゃんと会話ができたのでホッとしました。

そして、お疲れのところたくさんのお話をしてくださった先生にとても
感謝しています。元気なライカの最後の姿から、今回のことに関する
先生自身の思い…
専門知識をお持ちな分、私とは違った迷いや後悔もあったようで、
そういったことを全て話してくださりました。
いらっしゃる時には、大きな花束にメッセージカードまで添えて持って
きてくださり、たくさんの患畜さんたちが通う大きな病院の一ワンコに
すぎないライカに、こんなによくしていただき感激してしまいました。
お帰りになった後と、今日の火葬が始まる時間にもメールをいただき
ました。ありがとうございます。

そして、昨日からメールやコメントをくださった方々にも心からのお礼を
伝えたいです!
コメント返しはまだもう少し待っていただくことになりそうですが、必ず
返しますので愛想を尽かさずにおつきあいいただけると嬉しいです。




              *   *   *





…と、ここからようやく今日の出来事に戻ります。

今日は13:00に火葬場の予約を入れていたので、時間に間に合うよう
朝から母と準備を。

荼毘にふす時に一緒に入れてもらうためのオヤツ、お花、その他いろいろ
なものを車に積み、もう一度ライカをキレイに拭いてあげることにしました。

お湯で濡らしたタオルを固く絞り、母と一緒に体中をしっかり拭いてあげ
ました。親バカと言われそうですが、ライカはとってもキレイなワンコなんです。
だから、ちゃんとキレイな姿で送ってあげたかったのです。
ついでに、足裏の毛が少し伸びていたので、それも足裏用のバリカンで
キレイにカット。刈った毛は捨てることができず、紙に包んで手元に残し
ました。

本当はいつまでだってライカにかまってあげたい気持ちでしたが、予約の
時間があります。辛い気持ちを抑えながら、ライカを車へ。
最後に大好きだったサクランボの木の下を通り、「すぐに帰ってくるからね」
と声をかけました。

車の運転は母にお願いして私はライカと後部座席に。

途中、ライカが大好きだった場所に少し車をとめて、ライカにそこの景色を
みせてあげました。たくさんたくさん思い出が詰まった場所です。
ここでも本当はずっととまっていたかったですが、やはり予約の時間が
あります…あとは火葬場のある霊園までまっすぐに行ってもらいました。



霊園でのことは、詳しく書くとまた涙が止まらなくなりそうなので、簡単に
したいと思いますが、2時間ほどで、ライカの体はとても頼りない白い骨へ
変わりました。
箸で骨壺の中へ入れていく時に、ぽろぽろと崩れてしまうことに泣けて
しまって…釜からの熱気や、やはり少し出てしまう煤に負けず、甥っ子(兄)が
最後まで一緒にライカの骨を拾ってくれたことがとても嬉しくってまた泣けて
しまいました。

帰りはハンドルを私が、助手席で骨壺を甥っ子(兄)が持ってくれました。



帰宅してから、母が精進落としのお寿司を注文しに行ってくれて、兄家族も
買い出しへ。私はライカに付いていてあげたいと思い家に残ることに。

一人になったので、そっと骨壺を開けて中の骨を見たのですが、それが
いけなかったみたいです。
数時間前までは、冷たくなったとはいえ、しっかりとした肉体があったライカの
体が、今はこんな小さなツボに入る骨になってしまったという現実が急にリアルに
感じられ、悲しみではなく、純粋な恐ろしさが体中を包みました。
体が震えてきて、大急ぎで骨壺の蓋を閉めるはめに…

その後すぐにみんなが帰ってきてくれたので、震えはおさまりましたが、
冷静だと思っていただけに、そんな自分にかなりショックで…


明日は兄家族が帰ってしまうので、母と二人きりになります。
賑やかだった家が静かになることで、またあの恐ろしさを感じるのでは
ないかと不安ですが、どんなに不安でもライカがいない現実は変わり
ません。

終わりはすでに来て、そしてもう通り過ぎてしまったのです。
終わりが来る恐怖を感じることがなくなった代わりに、別のものがやって
きているのでしょうか。
もしかしたら、始まることがイヤで駄々をこねているだけかもしれません。


でも、それはきっとライカが一番怒ることですね。

ライカは一日でも長く生きたかったはずです。
私がこれから生きていく一日一日は、ライカが生きたくても叶わなかった
一日なんです。

その一日をちゃんと始めないとライカに申し訳ない。

今日、火葬の直前に、ライカに内緒話で待ち合わせ場所を伝えました。
私の命が尽きた時、もう一度ライカと会うため待ち合わせ場所です。
そこで会えるのがいつになるのかは分かりませんが、その待ち合わせ場所で
胸を張ってライカと再会できるように生きていきたいと思います。











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by leica1114 | 2013-05-04 23:45 | ライカの話 | Comments(4)
Commented at 2013-05-05 15:56 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2013-05-05 19:54 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by leica1114 at 2013-05-05 23:18
ルーカスママさんありがとうございます!

爪の音、しっぽが床に当る音、匂いやぬくもりなど、今まで9年間
当り前のようにそばにあったものが、今はありません。
なくなってまだたったの2日だというのに、この2日間は色や音の
ない世界の中にいるかのようです。

もう少し落ち着いたら、ルーカスママさんと連絡をとって、ぜひ
ルーカス君に会いに行きたいです。
ルーカス君、頑張れ!頑張れ!頑張れ!
Commented by leica1114 at 2013-05-05 23:41
ウジイエ先生ありがとうございます!

コメントもらえてすごく嬉しいです。
ライカの笑顔を直接見てもらいたかったけど、それももう叶わなく
なってしまいました。
でも、ブログでライカを身近に感じていてくれたことを知り、ブログを
やっていて良かった、と初めて思いました◎
もうライカの新しい写真を載せることはできないけれど、ライカの
古い写真を載せることはあると思うので、またぜひ見てあげて
ください。
そしてまたお茶しましょうね!その時にライカの話をたくさん聞いて
くれたら嬉しいです。


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